楽器がなくても、自分で短いメロディーを作ってみたい。そんな方へ、Chrome Music LabのSong Makerの使い方を紹介します。秋の週末の小さな創作に、五つの音をマス目に置いて再生し、保存リンクを開き直す確認まで進めてみましょう。
この記事で分かること
- Song Makerで五つの音を置いて再生する方法
- 音の並びとテンポを一つずつ変えて比べるコツ
- 保存したリンクを開き直し、曲が残ったか確認する手順
Song Makerは、マス目に音を並べる音楽の実験室
Song Makerは、GoogleのChrome Music Labにある音楽づくりのツールです。今回扱うのは、自分で音を配置して再生する操作。文章の指示からAIが曲を自動生成する機能として紹介するものではありません。
アカウント登録なしで、ブラウザから始められる
GoogleのSong Makerの公式紹介では、アカウント作成やログイン、専用アプリのインストールをせずに曲を作り、リンクで共有できると説明されています。パソコン・タブレット・スマートフォンで利用するウェブ上の実験です。
まずは画面が広く、クリックする位置を確認しやすいパソコンで進めましょう。用意するのは、インターネットにつながる端末と音を聞ける環境です。楽器や有料APIを用意する手順はありません。利用環境の案内はChrome Music Labの公式FAQでも確認できます。
公式ページはChromeでの利用を案内しています。古いブラウザや利用制限のある環境で動かない場合は、対応状況を確かめてください。本稿では、新しく開いた曲にクリックで音を置き、リンクを自分用に残すところまでを扱います。
最初は、音の高さと鳴る順番だけを見る
Song Makerを開くと、音を置くためのグリッドを使います。上側のメロディー用のマス目では、左右の位置で鳴る順番、上下の位置で音の高さを組み立てます。下側の打楽器用の領域とは分けて考えましょう。
初めから画面いっぱいに音を並べる必要はありません。今回は左端から八列だけを練習範囲にして、五つのマスへ音を置きます。音楽理論の正解を当てる課題ではなく、置いた場所と聞こえる順番を結び付ける練習です。
五つの音で、小さなメロディーを作る
次の並びは、この練習のための入力例です。有名な曲の再現や、実際に録音した演奏ではありません。新しく開いた画面で、設定を変えずに始めると比較しやすくなります。
左から数え、同じ列に音を重ねず置く
メロディー用のマス目の中から、下寄りの一段を選んで「基準の段」とします。その二段上まで入れられる位置を選んでください。打楽器の段から数えず、メロディーの範囲だけを使います。
| 左から何列目か | 音を置く高さ | 狙い |
|---|---|---|
| 1列目 | 基準の段 | 始まりの音 |
| 3列目 | 一段上 | 少し上がる |
| 5列目 | 二段上 | さらに上がる |
| 7列目 | 一段上 | 戻り始める |
| 8列目 | 基準の段 | 始まりの高さへ戻る |
この配置では、最後の二つの音の間隔を、前半より短くしています。ゆっくり上がって戻る小さな動きとして聞き比べるための例です。置く高さや音色によって印象は変わるので、決まった雰囲気になるとは限りません。
- 五か所をクリック:表の列と高さを順番に選びます。ドラッグで線を引かず、一つずつ置くと数えやすくなります。
- Playで再生:再生ボタンを押し、左から順に音が鳴る様子を確かめます。練習範囲より右に音を置いていなければ、その部分にはメロディーの空白が続きます。
- 止めて配置を確認:再生中のボタンで停止し、色の付いた音が五つかを見ます。1・3・5・7・8列目に一つずつあるか数えます。
- 直前の誤操作を戻す:余計な音を置いた直後なら「Undo」で一つ前へ戻します。色の付いたマスが意図した数へ戻ったか確認します。
画面が広いと、八列の後にも空白が続きます。これは短い練習範囲だけに音を入れたためです。最初から曲全体を埋めるより、五つの音が予定どおりに並んだことを先に確認しましょう。
高さを変えるか、速さを変えるかを選ぶ
並びを修正したいときは、まず音の位置だけを見直します。まとまりは気に入っていて、せわしなく感じるときは「Tempo」で再生の速さを下げて聞き直します。一度に一項目だけ変えると、何が聞こえ方を変えたのか分かりやすくなります。
比較前に、現在のTempoの数値をメモしておきましょう。例えば表示が120なら100へ下げて聞く、という試し方です。この数値は練習用の想定例で、推奨値や実測結果ではありません。音の数と置いた場所はそのままで、間隔の感じ方がどう変わるかに耳を向けます。

Saveの後は、リンクを別タブで開き直す
気に入った並びになったら、曲専用のリンクを残します。作業中の画面を開けたことと、後から同じ曲へ戻れることを分けて確認すると、作りっぱなしを防げます。
保存リンクを自分用のメモへ残す
- Saveを押す:保存処理を待ち、曲のリンクが表示されることを確かめます。ボタンを押した瞬間にタブを閉じず、リンクが出るまで待ちます。
- Copy Linkでコピー:表示された曲のリンクをコピーし、自分用のメモへ貼り付けます。「秋の五音・ゆっくり版」などの説明をメモ側に添えると見分けやすくなります。
- 別タブで開く:元の作業画面を残したまま、貼り付けたリンクを別のタブで開きます。新しい空の画面ではなく、音の配置が戻ったかを確認します。
- 再生して答え合わせ:五つの音の位置とTempoを元の画面と照合し、再生します。自分が残したかった状態か確かめてから元のタブを閉じます。
保存後に曲を直した場合は、もう一度Saveを使い、修正後に得たリンクを改めて確認します。前のリンクを自動で最新版とみなさず、メモの説明にも「最初の版」「速さを変えた版」と違いを付けましょう。
リンクの扱いを確認
公式紹介では、リンクを受け取った人が曲を聞いたり、自分の曲へ作り変えたりできると案内されています。相手をアカウントで限定した私的な保管庫とは考えず、人に渡してよい自作の短い練習曲で試しましょう。共有は必要になってからで十分です。
音が出ない・多すぎる・残っていないとき
つまずいたら、再生、音の配置、保存のどの段階かを分けて確認します。やり直しの前に現在の画面を見て、原因を一つずつ絞ります。
Playを押しても聞こえない
端末やタブが消音されている、別のイヤホンへ出力されている、といった可能性があります。まずメロディーの音を置いたかを見て、音量と出力先を確認します。再生位置の動きと音の両方を確かめてください。
ブラウザの技術対応についてエラーが出る場合は、公式案内に沿ってChromeで開きます。再読み込みは未保存の配置を失う可能性があるので、保存できる状態なら先にリンクを残します。機能の読み込み自体が進まないときは、その環境で使えると決めつけず、別の対応端末で試す判断も必要です。
五つだけのつもりなのに、音が重なる
同じ列の別の高さや、打楽器の領域にも音を置いている可能性があります。停止して、練習範囲の各列を縦に見直します。直前の入力ならUndoを使い、メロディーの五か所だけになったことを確認して再生します。
リンクを開くと空の画面や古い曲になる
Song Makerの入口のURLや、修正前のリンクを残している可能性があります。元の作業画面が残っていれば、そこでSaveを押し、表示されたリンクをCopy Linkで取り直します。別タブで開き、配置とTempoが一致するか確認しましょう。
元の画面がなく、有効な曲のリンクも残っていない場合、復元できるとは限りません。「保存したはず」という記憶に頼らず、次からは開き直すところまでを一組の操作にしておくと安心です。
五つの音を、自分で残せる小さな作品に
まずは八列の中へ五つの音を置き、聞いて一か所だけ見直してみましょう。完成の目印は、保存リンクを開き直して同じ配置を確かめられること。秋の週末に作った短いフレーズを、自分用のメモに一つ残すところから始めてみてください。
本稿は2026年10月9日に確認した公式紹介・FAQと、公式ページが配信する操作説明・プログラムを基に構成しています。ブラウザの実機操作、音の再生、曲の保存成功は検証していません。掲載イラストはAI生成のイメージで、実際の操作画面や完成曲の証拠ではありません。



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