Google Earth Proで昔の航空写真を見る|二つの時点を比べる方法

白い執務椅子に座り、銀色のパソコンと二枚の架空の地図図解を見比べるRuri

散歩で気になった公園や駅前は、昔どんな姿だったのでしょう。Google Earth Proの過去の画像なら、利用できる年代を切り替えて同じ場所を見比べられます。パソコンでの操作と日付の読み方を押さえ、秋の街歩きにつながる小さな観察メモを作りましょう。

この記事で分かること

  • パソコン用Google Earth Proで過去の画像を開く手順
  • 同じ場所の2時点を比べ、見えた違いを記録する方法
  • 画像が見つからない・日付が違う・変化が分からないときの確認
目次

Google Earth Proで、身近な場所の昔を見てみよう

今回の目的は、気になる場所を一つ決め、古い画像と新しい画像の見え方を比べることです。AIに昔の風景を生成させる機能ではなく、収集済みの地理画像を表示する機能を使います。

用意するのはパソコンと、比べたい公共の場所

対象はインストールして使うGoogle Earth Pro(日本語の公式表記では「Google Earth プロ」)です。GoogleのEarthのバージョン案内では、パソコン用Proは無料で、Windows・Mac・Linuxに対応すると説明されています。本稿はこのデスクトップ版の手順に絞り、ブラウザ版やスマートフォン版の操作とは混ぜません。

未導入なら同じ公式ページの「Earth プロ(パソコン用)をダウンロード」から、自分のパソコンに合うものを選びます。画像を読み込めるインターネット接続も用意しましょう。今回扱う閲覧のために、有料の画像生成サービスや追加の道具を購入する必要はありません。

最初の対象には、大きな公園や駅前広場など、位置を見分けやすい公共の場所が向いています。「昔の自宅を探す」よりも、池・道路の交差点・大きな建物のような目印を二つ選べる場所から始めると、別の区画を見てしまう間違いを減らせます。

最新の表示も、今日の現地を写したものではない

Google Earthの画像はリアルタイムではありません。過去との比較を楽しむ道具として使い、今の紅葉の色、工事の進み具合、当日の通行可否を判断する材料とは分けます。画像の性質はGoogleの画像の収集方法で確認できます。

秋の街歩きなら、画像で気づいたことを「今度、公園の池の周囲を見てみたい」といった観察のきっかけにすると自然です。現在の開園状況などが必要になったら、その施設の最新案内を別に調べましょう。

同じ場所の2時点を切り替える手順

まずは一つの場所を表示し、画面の範囲を落ち着かせてから年代を変えます。手順の根拠はGoogleの「過去のイメージを表示する」ヘルプと、過去の画像を扱う公式トレーニングです。

場所を探し、時計のボタンを開く

  1. 場所を検索:Google Earth Proを開き、検索欄に公園名などを入力します。同名の場所があるときは、市区町村名も加えて対象を絞ります。
  2. 比較範囲を決める:池と交差点など、二つの目印が一緒に見える大きさへ調整します。地表を上から見る向きにそろえると、区画の位置を比べやすくなります。
  3. 過去の画像を開く:メニューの「表示」から「過去のイメージ」を選ぶか、3Dビューアの上にある時計のボタンを押します。時間スライダーが出たことを確認します。
  4. 古い時点を選ぶ:スライダーを左へ動かし、その場所で利用できる古い画像を選びます。画像が読み込まれるのを待ち、画面に表示される日付をメモします。
  5. 新しい時点と往復する:スライダーを右へ動かして新しい画像を選びます。二つの目印の位置を確かめ、同じ区画の輪郭を順に見比べます。

見る順番は「池の形→周囲の道→建物の輪郭」のように固定します。画面全体を一度に眺めるより、一つの対象を古い画像・新しい画像の順に見るほうが、何を比較したのか言葉にしやすくなります。

選べる年代は場所や表示範囲で違う

好きな日を指定すれば、その日の写真が必ず出るわけではありません。利用できる画像の期間は場所によって異なり、拡大・縮小でもタイムラインの開始・終了の日付が変わります。目当ての年がなければ、表示できる二つの時点で比べる方法へ切り替えましょう。

途中で広い範囲へ移動したら、比較の前に元の目印へ戻ります。「同じ公園名が画面にある」だけで安心せず、池の角と交差点が同じ位置関係にあるかを確かめるのがコツです。

デスクの後方左に立ち、地図風の図と丸印があるクリップボードを確認するRuri
日付と観察を一組で記録するイメージ。AI生成イラスト。

練習は、日付と見えた違いを一組で残す

次は自分用のメモを作ります。これはGoogle Earthの自動分析機能ではなく、比較条件をそろえるための記録方法です。特定の公園で変化を実測した結果ではありません。

検索から観察メモまでの短い練習

検索入力の例は「東京都 上野公園」。特定の年代の画像があると約束する例ではなく、公共の場所を探すための入力例です。表示後に確認できる目印を二つ選び、次の欄を埋めます。地名は、自分が比べたい別の公園へ置き換えて構いません。

  • 場所:公園名と、見ている区画
  • 位置の目印:二つの対象と、その位置関係
  • 古い画像:スライダーの日付/対象付近にカーソルを置いたときの画像取得日
  • 新しい画像:スライダーの日付/対象付近にカーソルを置いたときの画像取得日
  • 観察:輪郭が同じ部分、違って見える部分、判別できない部分

例えば「古い画像では四角い輪郭が一つ、新しい画像では二つ見える」は観察の書き方です。一方、「この日に建物が完成した」は、その二枚だけからは言えません。写っている形と、変化が起きた理由・日時を分けると、後から調べるべき点もはっきりします。

日付はスライダーだけで決めない

Googleの説明では、過去の画像は時間スライダーの日付以前に撮影されたものです。また、表示画像が複数の画像の合成なら、カーソルの位置によって日付が変わることがあります。比較対象の上にカーソルを置き、画像取得日の表示も合わせて記録します。

日付が出ない部分は、推測で補わず「表示なし」と書きます。分からないことを残せば、同じ画面へ戻ったときに確認できます。詳しい日付の扱いは、前述の「画像の収集方法」にまとめられています。

ひと工夫

答え合わせは「違いを一つ見つけたか」だけにしません。二つの目印が一致し、選んだ時点と観察内容をセットで書けたら練習の一区切りです。変化を判別できなかった場合も、その理由を一言残せば役立つ記録になります。

思うように比べられないときの三つの確認

うまく見えないときは、操作・日付・画像の見え方を分けて調べます。画像から読み取れない部分を無理に結論へつなげる必要はありません。

時計のボタンが見つからない

ブラウザ版やGoogleマップを開いていると、本稿とは画面が違います。まず起動しているアプリがGoogle Earth Proかを確かめ、「表示」メニューから「過去のイメージ」を探します。時間スライダーが表示されたかを、操作が進んだ目印にしてください。

日付が動く、二か所で一日ずれる

カーソル移動で日付が変わる場合は、合成画像の別の部分を指している可能性があります。比較する対象の上へ戻して記録し直します。スライダーとステータスバーの一日差はタイムゾーンの違いでも起こると公式ヘルプに説明されているため、片方を勝手に修正せず両方をメモしましょう。

木の色や影ばかり違い、街の変化が分からない

撮影条件や季節の差も考えられます。色だけを比べず、池の岸、道路のつながり、建物の外形へ注目を移してください。それでも不鮮明なら、利用可能な別の時点を選び、同じ目印が読めるか確認します。

例えば木の影で地面が隠れている画像なら、「広場がなくなった」ではなく「影のため広場の輪郭を判別できない」と残します。これは変化の見落としを断言せず、次の確認に使える観察結果です。

まず一つの公園で、二つの時点を比べよう

Google Earth Proの過去の画像は、見慣れた街に別の時間の見方を加えてくれます。次の一歩は、公共の場所を一つ検索して、二時点の観察メモを作ること。同じ位置を比べたか、日付を残したかを確かめてから、秋の街歩きで見てみたい点を選んでみてください。

本稿は2026年10月9日に確認したGoogleの公式資料を基に構成しています。Google Earth Proの実機操作や、例に挙げた場所の画像年代の検証は行っていません。掲載イラストはAI生成のイメージで、実際の航空写真・地図画面・比較結果ではありません。

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