パソコンで秋の旅行先や読みたい本を調べていたら、画面の端に見覚えのないお知らせが出てきた。閉じてもまた届くと、落ち着いて調べものを続けにくいですよね。
Chromeの通知設定では、ウェブサイトごとに通知の許可を見直せます。今回はパソコン版Chromeを対象に、不要なサイト通知を止める手順と、ポップアップとの見分け方を紹介します。追加の拡張機能や生成AIへの入力を使わず、Chromeの設定から操作します。
Chromeの通知設定を開く前に、表示の種類を確認
画面に突然出てくる表示でも、調整する場所は一つではありません。まず、何がどこに現れているのかを確認しましょう。表示位置だけで決めつけず、送信元や開き方も手がかりにします。
| 気になる表示 | 最初に確認する設定 |
|---|---|
| サイトから届くお知らせ | 通知 |
| 別のウィンドウが開く、別ページへ移動する | ポップアップとリダイレクト |
| ページの中に表示される広告 | 通知とは分けて考える |
Googleも、ポップアップを無効にした後に表示が続く場合、サイトの通知を許可している可能性を案内しています。詳しくはChromeでポップアップをブロックまたは許可する方法を確認できます。
例えば「記事を読んでいるページ内の広告」と「別の作業中に届くサイトのお知らせ」を、同じものとして扱わないことがポイントです。今回の手順で調整する対象は、後者のサイト通知です。
不要なサイト通知をブロックする手順
1.通知の設定画面を開く
Chromeの右上にある「︙」から「設定」を開き、「プライバシーとセキュリティ」→「サイトの設定」→「通知」へ進みます。画面の名称や配置は更新によって変わることがあるため、見つからない場合は公式ヘルプの案内と照らし合わせてください。
2.止めたい送信元を確認する
通知に表示されたサイトのアドレスと、設定画面にあるサイトを照合します。名前が似ているだけで決めず、アドレスを最後まで見てください。気になる通知を押して移動するより、Chromeの設定を自分で開いて確認すると、作業の目的を見失いにくくなります。
「何となく見覚えがあるけれど、今はお知らせを受け取る必要がない」というサイトもあるでしょう。サイトを利用するかどうかと、通知を受け取るかどうかを分けて考えると、判断しやすくなります。
3.通知を許可しないサイトへ追加する
「通知の送信を許可しないサイト」の横にある「追加」を選び、止めたいサイトのウェブアドレスを入力して追加します。これはGoogle公式の通知設定の説明に掲載されている方法です。
入力前に、対象が通知の送信元と一致しているかをもう一度確かめましょう。一度にいくつも変更せず、まず一つを対象にすると、何を変えたのかを把握しやすくなります。
4.変更した内容を短く残す
自分用のメモには、「どのサイト」「何の通知」「なぜ止めたか」の三点だけを書いておくと便利です。通知の全文を保存する必要はありません。例えば「以前見ていた趣味のサイト/新着記事/今は自分で見に行くため停止」のような書き方です。これは説明用の架空例です。
設定後は、追加した項目を見直します。同じ表示がすぐ消えるかだけで判断するより、まず対象のアドレスと設定内容が合っているかを確認する方が、修正すべき箇所を探しやすくなります。

必要な通知は、サイトごとに残す
すべてのお知らせを同じ扱いにする必要はありません。自分に必要な連絡を選び、不要になったものから整理してみましょう。例えば、次のように役割を考える方法があります。
- 時間に関係する連絡:見逃したときに困るかを考える。
- 趣味の新着情報:自分で見に行く習慣で足りるかを考える。
- 心当たりのないお知らせ:送信元と許可の状態を確認する。
この分け方は、通知を整理するための一例です。「便利そうだから許可した」という理由だけで残すより、今の暮らしで受け取りたい内容を基準にすると、設定を決めやすくなります。
必要なサイトを止めてしまったら
信頼できるサイトだと確認したうえで、そのサイトを開きます。ウェブアドレス左側の「サイト情報を表示」から「サイトの設定」へ進み、通知の権限を見直してください。個別サイトの設定は、全体のデフォルト設定とは別に指定できます。
操作の考え方はGoogle公式のサイトの権限設定にまとまっています。今回は通知を調整する作業なので、カメラやマイクなど、別の権限まで一緒に変更する必要はありません。
まだ表示されるときは、別の原因を切り分ける
新しいウィンドウやタブが開く場合
サイト通知ではなく、ポップアップやリダイレクトの問題かもしれません。「サイトの設定」に戻り、「ポップアップとリダイレクト」を確認します。通知をブロックする設定とは別の項目です。
ここでも、すべての表示を危険と決めつける必要はありません。正当なサービスが別ウィンドウを使う場合もあるため、何をしようとして開いた画面なのかを確かめてから判断しましょう。
設定が勝手に変わる、表示が繰り返される場合
ホームページや検索エンジンが許可なく変わる、削除した拡張機能が再び現れるなどの症状もあるなら、通知設定だけでは対処できない可能性があります。Googleは、こうした症状を望ましくないソフトウェアの可能性として挙げています。
望ましくない広告、ポップアップ、マルウェアへの公式対処方法で、該当する症状を確認してください。通知を止められたことと、端末全体の安全を確認できたことは別です。
家族に相談するときも、「何か変だった」だけでなく、「どのアプリで、どんな表示が、いつ出たか」を伝えると状況を共有しやすくなります。画面を見せる場合は、氏名やメールアドレスなど、相談に不要な情報を隠しましょう。
まとめ|まずは不要な通知を一つ見直す
Chromeの通知設定は、気になる送信元を確認し、サイト単位で見直すことから始められます。通知とポップアップを分けて考えれば、設定場所を探すときにも迷いにくくなります。
今日は「今は受け取らなくてよいお知らせ」を一つ選び、対象のアドレスと変更後の設定を確認してみてください。秋の調べものや読書の時間に、自分が受け取りたい情報を選ぶ小さな習慣を加えてみませんか。
電話の着信も見直したい方は、知らない番号への対応をまとめた迷惑電話対策の記事も参考にしてください。通知と電話、それぞれの入口を分けて整えていきましょう。



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